あらすじ
放課後の文芸部室には、
いつも誰かの「声」があった。
作家になる夢を追いかける一年生・川崎花恵(かわさき はなえ)は、
廃部寸前の文芸部に入部した――ただ、書きたかったから。
同じクラスの友達で、まっすぐで優しい一年生・ユイ。
無口だけど情熱的な二年生・ミオ。
舞台演出に夢中な元演劇部の二年生・チハル。
小さな部室に集まった四人は、
やがて「作品をつくる」というたった一つの目標に向かって走り出す。
──これは、夢と現実の狭間でもがきながら、
それでも言葉を紡ぐことをやめなかった少女たちの物語。