あらすじ
舞踏会の夜。婚約者である公爵嫡男に、一方的に「罪人」扱いされて婚約破棄を宣告された侯爵令嬢レティシア。
貴族社会の嘲笑と好奇の視線に晒されながら、彼女はやけっぱちに叫んだ。
「――あんた! 私の婿になれや!」
その相手は、影の薄い存在とされる貴族三男エミル。
誰もが「冴えない三男」と笑った青年は、実は確かな知識と才能を秘めていた。
衝動で始まった二人の関係は、やがて意志となり、辺境の荒れ果てた領地を立て直す挑戦へと変わっていく。
王都からの妨害?
かつての婚約者や兄たちの嘲笑?
――そんなもの、二人で力を合わせれば怖くない!
ツン気味令嬢×隠れ有能三男が織りなす、婚約破棄から始まる逆転ラブストーリー。
勢いで掴んだ手は、もう二度と離さない。