あらすじ
友がいない小森芹菜は、高橋静流と初めて学校を抜け出し、はじめての友達になった。
その日の夕方、『友達記念日』として棒アイスをかけて、学校の校門まで自転車競走をした。しかし、芹菜は途中不思議な声を聞き、突如、自転車が加速した。芹菜は、自転車で横断歩道渡ろうとしたとき、右折してきた車に轢かれ死んでしまう。
その不思議な声の持ち主は、孤独な空色の瞳を持つ風の精霊だった。死後、精霊が関わった死に方をした芹菜は、裁判官のいる冥界へは行かず、特別に『運命の糸工場』へ行くことに。
そこで運命の三女神に出会う。風の大精霊の命令で、空色の瞳を持ったシルフと芹菜が命の契約することになる。いざ契約をすると、下級精霊のシルフがいきなり中級精霊へ昇格した。芹菜は風の精霊に『シルフリード』と名付けると、『名付けの契約』が発動し、芹菜とシルフリードは魂と精神が繋がり、気持ちまで同化してしまうことに。まさに一蓮托生、芹菜が死ぬと、シルフリードも死ぬ。そこで二人は、とりあえず『ともだち』になることに。
三女神のリーダー、アトロポスは芹菜の魂を覗き、氷の精霊の結晶片があることが発覚。セレナの前世が氷の精霊のゆかりのあることを考え、氷の大精霊の子孫へ転生することなった。
しかし、これだけでは終わらなかった。
『あんた、このまま転生したら死ぬから、神の加護をつけといた』
詳しく教えてもらえないまま、芹菜は神の加護を受け取ることに。魔法も上限なしにしてもらう。芹菜は前世の記憶を持った状態で、運命の糸を抱きしめて転生する。
――三年後。転生先のグローデン星でのんびり悠々ライフのセレーナだが、三歳の誕生日を過ぎてから、突如、平穏な日常が終わりを迎える。
シルフリードと喧嘩をしたり、死にかけたり、悪魔退治の天命を受けたり、前世のトラウマのせいで魔力暴走したり。これまでの家族愛にも変化が訪れる。
『今世では、嫌われないよう、良い子で頑張っているのに‼』
見た目は三歳児、中身が十五歳の乙女。仲間と一緒に果たして悪魔退治ができるのか?