あらすじ
『薔薇姫』と呼ばれる天才画家エマは、どうしても理想の“赤”をキャンバスに描けず、日々迷い続けていた。
深く濃く、鮮烈で――血のような赤。
その“赤”を求め、画材屋を巡り、異国の地まで旅した彼女が出会ったのは、感情を持たない殺し屋――アギト。
返り血に染まる彼の瞳と肌は、まさにエマが探し求めた赤そのものだった。
殺し屋のアギトと画家のエマ。
異なる世界に生きる二人の出会いが、やがて誰も見たことのない色彩の物語を紡ぎ始める。
――これは、血と情熱と美が交錯する、二人だけの“赤”をめぐる物語。