あらすじ
中学3年生のミナトとカイリが暮らす島には伝説があった。
『「凪の森」に足を踏み入れてはいけない。
そこに棲む女の姿を見ると祟りを受ける』
しかしその存在を信じる者はおらず、ミナトは夏休みに「凪の森」でクラスメイトたちと肝試しをする約束をした。
——画家になるのが夢であるカイリと、カイリの絵の才能を認めているミナトは
放課後になると、ミナトがカイリのヌードモデルを務めるという特別な交流を持っていた。
しかしカイリはクラスの中心人物に目をつけられていたため、
二人に交友関係があることをミナトは周囲に明かしてはいなかった。
肝試しの前の晩、二人で会っていたミナトとカイリ。
ミナトはカイリから思いもしなかった気持ちを打ち明けられた。
混乱したミナトは、自分の気持ちを整理してから返事をするため
肝試しの翌日に再びカイリと会う約束を交わす。
——ところが肝試しの晩、ミナトがクラスメイト達と「凪の森」へ足を踏み入れると
伝説上の存在「凪」が姿を見せ、全員が祟られてしまう。
祟りを鎮めるには生贄を一人差し出す必要があるという話を聞いたクラスメイト達は、生死を彷徨う中でクラス会議を開く。
そして彼らは、この肝試しに唯一参加していなかったカイリを生贄に指名したのだった——