あらすじ

ジ・アストラルテクノロジー(The Astral Technology)と呼ばれる《精神応用物理学》を利用した技術が人々の生活と軍事を席巻する近未来。元軍人のレオン・ヴィセルは、居候の少年ユイと“厄介事の請負”で生計を立てていた。 ある日届いた依頼は——消えた少年・カイルを探してほしい。調査で見つかったのは、戸籍や映像から存在そのものが抹消された術式痕。ユイの《メモリクス》が辿る先には、彼自身の兵器として設計された過去と、カイルを結ぶ禁忌研究が横たわる。 一方、連邦圏情報統制部の少佐クロエ・ラインバーグには命令が下る——「ユイを回収せよ」。包囲が狭まる中、レオンは銃より先に言葉を選び、ユイは記憶の残響から少年の「最終記録」に手を伸ばす。世界が“無かったこと”にするなら、ふたりは「ここにいた」を証明するだけだ。 ——「それでも、“お前がいた”この世界を、俺は肯定する」。

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カクヨム
カクヨム2025/09/13
  • 現在の作品Code:Null.Refrain 《依頼者の影編》