あらすじ
この惑星で最初のヒトとなるアダムとイブが誕生した時、神は、カインとアベル、そしてノアという三匹のサルに、ヒトの文明を管理していく管理者の役割を与えた。
そんなある日、一匹のヘビにそそのかされたアダムとイブは、マナビの実を口にする。知性への欲望が湧くアソビの実の力で、アダムとイブとその子孫たちは文明を築き始め、そこを王国と名付けた。
やがて文明の証となるロボットが完成したことで王国が急速に成長し、王国は壁に守られた豊かで安心な環境をついに手に入れた。
しかしそれは、王国の没落の始まりでもあった。ロボットの知能がヒトの知能を上回ると、あっという間にヒトはロボットに仕事を奪われ始める。マナビの実が力を発揮しなくなった王国の中で様々な問題が発生してくると、ヒトはついに滅亡の道を歩み始めてしまう。
そんなヒトに絶望した神は、この世界を洪水で沈めようとする。その事実を知り、王国を洪水から守るために立ち上がろうとした三匹のサルだが、考え方の違いから、ついにはバラバラになってしまう。ヒトを見捨てたノア。再び現れたヘビにそそのかされて心を失ってしまうカイン。知性の壁の外に飛び出すアベル。
バラバラになってしまったサルたちは、洪水が来るまでに、マナビの実に代わる力を手に入れることはできるのだろうか?
「人間はこれからどう生きるべきか?」
AI時代、人生100年時代など、現代の人間社会をとりまく様々な課題を、聖書の新解釈をモチーフに描く社会風刺ファンタジー。
そして、未来に希望を抱けないすべての若者に捧ぐ物語。
【noteにて、現代社会へのあてはめを展開中】
「現代のどんな問題を比喩(社会風刺)しているのか」を各話ごとに、わかりやすく解説しています。
答え合わせ用にご利用ください。
https://note.com/ashitae_group/m/ma1ac8bb54a91
【主人公の紹介】
カイン:兄サル。臆病だが誰よりもヒトが大好き。
アベル:弟サル。好奇心旺盛でお調子者。
ノア:長老サル。最高位の管理者。時に厳しいが、本音は優しい。