あらすじ

罪悪感はあるが、それはそれとして殺人を止められない男がいた。男は今日も見知らぬ一家を惨殺し、犯した罪を悔いながらトボトボと家路を辿る。 働き過ぎで上司に厳重注意を受けた女がいた。みんなが帰らないから帰りにくくて働いていただけなのに、怒られるのは女だけ。 ある日、そんなふたりは、まちなかの小さな喫茶店、”カフェ・まんいんでんしゃ”で偶然の出会いを果たす。 「社会は生きにくい?」 怪しい店主に誘われ、ふたりは逃れられない苦しみからの解放を求め、カフェの2階へと消えていく。 社会不適合とはなにか?ありのままは罪なのか? 彼らはただ、どれだけ多くの人間に囲まれていようと一貫して孤独な、満員電車の乗客に過ぎないのではないだろうか。

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小説を読もう2025/09/13
  • 現在の作品まんいんでんしゃ