あらすじ
社交界の華やかな夜――「断罪の舞踏会」。
悪役令嬢リディア・アシュトンは王太子ユリウスから婚約破棄を宣告され、断罪されるはずだった。涙に暮れる舞台……そうなるはずが、なぜか次々とイケメンたちから「私の妻になってほしい!」と求婚され、会場は一転「公開求婚大会」に。
冷徹な宰相補佐官、豪快な竜騎士団長、礼節を重んじる隣国の王子、国を差し出すと豪語する隣国の王子、そしてずっと傍で支えてきた幼馴染――次々と現れる求婚者たちに、場はまるで決戦のトーナメント戦のような盛り上がりを見せていく。
やがてリディアは、ただ涙を流す役を演じるのではなく、自分自身の意志で未来を選ぶことを決意する。断罪の舞踏会は、「求婚の舞踏会」として歴史に残る夜へと変わり、彼女の物語は新たな一歩を踏み出すのだった――。