あらすじ
幾度もの危機を乗り越え、ようやく平穏を取り戻した桜の王国。しかし、北の地「常闇の森」から届くのは、生命の輝きを失った不穏な報告だった。
王女ハルカは、植物と心を通わせる能力「魂の木霊」で、森の変質を感じ取る。仲間たちと共に森へ足を踏み入れると、そこは既存の生命が生きられない「死の大地」と化し、重金属を吸収して独自の進化を遂げた「結晶植物」が異質な生態系を築いていた。
彼らは悪なのか、それとも生命の多様な形なのか?
ハルカたちは、排除ではなく、異なる生命の「波長」を理解し、「共振」させる新たな道を探求する。これは、生命の根源的な摂理を巡る、美しくも壮大な物語。