あらすじ

日の当たらない裏庭の境界は竹藪と接しています。竹の根でブロックは持ち上がり鉄柵は錆びて倒れています。縁側に膝を崩す母は私が草むしりをするのを見て微笑んでいます。 「母さん、珍しい双葉だよ、伸ばしてみようか?」 「そうかい、ありがたいね」  母は耳が遠く私の問いにはいつもな返事をします。その双葉が西瓜になりました。蔓を引っ張り縁側の母に触れられるようにしました。

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エブリスタ
エブリスタ2022/06/07
  • 現在の作品蠱惑『西瓜』