あらすじ

『さようならは、あなたに言わない』

『ひびの音』

ひとひらの言葉で
私は崩れた
あなたの声が
遠くなっただけで

愛してる、なんて
言わなくてよかった
でも、言ってほしかった
ただ、一度だけでよかった

あなたの背中を
見送るたびに
この胸のどこかが
きれいに割れていった

壊れてしまう恋を
なぜ、こんなにも
大事に抱いてしまったのか

壊れると知っていたから
私は、あなたを選んだのかもしれない

ふたりで過ごした
何でもない朝の静けさが
今も
私の中で 一番、輝いている

だから
さようならは言わない
この痛みと、美しさごと
私のものとして、生きていく

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アルファポリス
アルファポリス2025/09/13
  • 現在の作品『さようならは、あなたに言わない』