あらすじ
役立たずだから?――いいや、違う。
天才だが人間嫌いの菌類学者レンは、その術が「不潔で不気味」という生理的な理由で、勇者パーティを追放された。
だが、レンは内心で歓喜のガッツポーズを決めていた。「これで、誰にも邪魔されず研究に没頭できる!」と。
彼が向かったのは、人が生きられない呪われた地〈滅びの森〉。
しかし、そこは彼にとって、未知の新種菌類が溢れる夢のフィールド(聖地)だった!
万物を操るスキル【菌界創生】を駆使し、菌糸ゴーレムを創造し、研究所を築き、凶暴な魔獣を最高の「研究サンプル」に、そして極上の「食材」に変えていく。
これは英雄の物語ではない。一人の狂気的な天才が、己の知的好奇心だけを羅針盤に、世界の真理へと迫る研究日誌(ログ)である。