あらすじ

ここに、一匹の吸血鬼がいる。 彼女の名前は、アドアストラ。 人を中心に回される世界で、幸か不幸か生き残ってしまった、最後の純血種である。 魔女、人狼、吸血鬼。 人ならざる者が排斥される世界で、それでも人の世でしか生きられないアドアストラは、自らの終わりを目指して密やかな暮らしを続けていた。 そんなアドアストラの元に、人魚のユタが現れる。 アドアストラと同じく排斥の対象であるユタは、アドアストラと同じく最後の純血種でもあった。 アドアストラとユタ。 滅びを前にした者同士、2匹だけの語らいが、静かな湖に響き渡る。 ※※※短編5作目です。 「極彩色クラブ」にも纏めてあります。 ファンタジー色、オリジナル色、ともに強めとなっています。 史実と異なる点もあるかと思いますが、実在しない地域や風習、作中に於ける吸血鬼と人魚として、温かい目でお読み頂けると幸いです。

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小説を読もう2025/07/15
  • 現在の作品星を目ざすもの、海より来たるもの