あらすじ
乙女ゲームの悪役令嬢イザベラに転生した私の夢は、破滅フラグを回避して「悠々自適なニート生活」を送ること!そのために王太子との婚約を破棄しようとしただけなのに…「疲れたわ」と呟けば政敵が消え、「甘いものが食べたい」と言えば新商品が国を潤し、「虫が嫌」と漏らせば魔物の巣が消滅!? 私は何もしていないのに、超有能な側近たちの暴走(という名の忠誠心)が止まらない!やめて!私は聖女でも策略家でもない、ただの無能な怠け者なのよ!本人の意思とは裏腹に、勘違いで国を救ってしまう悪役令嬢の、全力で何もしない救国ファンタジー、ここに開幕!
【登場人物紹介】
イザベラ・フォン・ヴァレンシュタイン
本作の主人公。公爵令嬢。前世は平凡な会社員だったが、乙女ゲームの悪役令嬢に転生。面倒くさがりで、能力もやる気もない。将来の夢は「悠々自適なニート生活」。彼女の何気ない言動が、常に周囲の超有能な側近たちによって超ポジティブに誤解され、物語を動かしていく。
コンラート
イザベラの筆頭執事。元暗殺組織の首領という裏の顔を持つ。先代公爵に命を救われ、ヴァレンシュタイン家に絶対の忠誠を誓う。イザベラの言葉の裏を深読みしすぎ、彼女の些細な愚痴を壮大な計画の指令だと解釈しては、超人的な手腕で実現してしまう。
リリア
イザベラの専属メイド。元王国一の天才魔導具技師。イザベラに助けられた(と勘違いしている)恩から、彼女に心酔している。イザベラの「あったらいいな」という呟きを、新時代の発明の天啓だと信じ込み、次々と画期的な魔導具を開発する。
ダリウス
ヴァレンシュタイン家騎士団の若き団長。スラム出身。幼い頃、イザベラが捨てたパンで命を繋いだ(と信じている)過去を持ち、彼女のためなら死をも厭わない。彼女の独り言を国家レベルの警告だと受け取り、単独で脅威を殲滅してしまうほどの戦闘狂。
アルフォンス皇太子
ゲームのメイン攻略対象。傲慢なイザベラを嫌っていたが、彼女が引き起こす数々の「奇跡」(全て勘違い)を目の当たりにし、彼女の深謀遠慮に惹かれていく。
エマ
ゲームのヒロイン。聖なる力を持つ平民の少女。原作ではイザベラにいじめられるが、今作ではイザベラの「神がかった采配」(全て勘違い)に心酔し、彼女の一番の信者と化す。