あらすじ
世の中には成功者と呼ばれる人がいる。益子啓もその一人だ。3つの会社を起業しそれぞれで成功を収める益子だが一つだけ弱点があった。それは表現が出来ないことだ。
すべてにおいて感受性が高く、物の良さや金銭的価値を完全に理解し極めていた。
しかしながらどれを媒体に表現しても勝ちに基づいた物が作れず、表現が出来ずに居た。
そして金持ちとしての成功者となった益子は次のステージとして投資と言う形で人生の新たなステージ、表現へのアプローチを計画する。
その第一弾として益子が計画したのは料理店の起業。
金と知識しかない益子は理想である『自分の持つ世界を変えてくれる』料理店を作る為人材を探し始める。
しかし飲食業界が初めての益子は苦戦を強いられる。
食材入手のルート確保、料理人の発掘、ソムリエの確保、店の立地、すべてが知識上の空論のみで実現に足踏みする。
そんな中、一人の料理人が益子の元を訪れる。
料理人の名前は志賀。
料理人はかつて複数の国で修業を重ねながらも運に恵まれず店を開くことなく料理から離れようとした。
仕事を辞め最後に自分の料理を表現する場所を求め、益子に渾身を料理を振舞う。
益子は志賀の料理に可能性を感じ、メインのシェフとして雇うことを宣言する。
益子、志賀、二人の表現と知識が交錯する料理店、『expressionーM』を開店する。
目標は益子の世界を超える新たな世界へ招待するような料理、そして志賀の願いであるミュラン掲載。
挑戦が今、始まる。