あらすじ
阿賀田礼一は私立探偵。趣味で小説を書いたりしている彼は、ひょんなことから連続殺人事件に巻き込まる。
犯人を追い詰めたものの、腹部を刺されたあと意識不明の重体に陥ってしまった。
混濁していく意識の中で、阿賀田は『私』にメッセージを送る。
「連続殺人犯の正体がわかった。だけどもう時間がない。俺の日記や小説を大量に学習させたAIで犯人を突き止めてくれ。俺と同じ思考回路を持つAIなら、AIにも犯人が突き止められるはずだ」
阿賀田AIを用いて推理を始める『私』だったが、AIに思わぬ『横やり』が混入し、事態は迷走。
真面目にミステリやってたはずなのに、密室が爆発オチになり、殺人事件に都市伝説が混入し、犬探しで狐が見つかり……?
短編ギャグミステリ連作、AIのべりすと文学賞優秀作品賞受賞作品。