あらすじ
私の働いているドラッグストアに、中途入社でAという外国人が入ってきた。
Aは日本語が堪能《たんのう》で、業務の飲み込みも早く、接客もそつなくこなし、外人の客からのクレームにも対応してくれた。
おかげで業務に集中できる時間も確保できて、店の売り上げにもつながったのだが、Aには困ったクセが一つあった。
「お腹がすいた」
そう前置きして、Aはそこら辺の草をむしって食べるのだ。
私たちは「お腹を壊す」「近所の人が見ている」「鉢植えだけはやめてくれ」と、Aを説得するのだが、Aは聞く耳を持たない。