あらすじ
慶長二十年、大坂夏の陣。豊臣家の命運が尽きたその日、若き武士・浅葱 真之介は炎に包まれた城で死を覚悟していた。しかし、目を覚ますと、そこには敵の大将・徳川家康がいた。
「武士とは、死ぬために生きる者ではない。守りたいもののために生きる者だ」
家康の言葉に導かれ、真之介は幕府主導の武傭兵制度に参加する。待ち受けるのは、戦乱渦巻く異国の地。
故郷を離れ、海を越えた真之介が見つけるのは、新たな武士道か、それとも守るべきものか。
一人の若き武士が、失った誇りを求めて異国を駆ける、歴史IF戦記。