あらすじ
**【王道SFアクションの決定版!】その月を見上げるな。それは、君を支配する神(システム)の眼だ。**
平凡なフリーター、相川ユウキの日常は、コンビニの夜勤と安アパートを往復するだけの退屈なものだった。あの日、月がやけに綺麗な夜、路地裏で倒れている一人の少女を拾うまでは――。
「ルナ」と名乗る以外、全ての記憶を失った少女。彼女が握りしめていたのは、月の模様が浮かぶ奇妙なペンダント。ユウキがささやかな保護者になろうとした矢先、日常は轟音と共に崩れ去る。
「――月の鍵(ルナティック・キー)を発見。これより回収を開始する」
現れたのは、人の皮を被った機械のように冷徹な黒服の組織『アルカナ』。彼らはルナを「鍵」と呼び、世界の秩序のためだと告げる。ユウキには特別な力も、戦うための武器もない。あったのは、震える少女の手を握りしめ、「絶対に守り抜く」と決めた、たった一つの覚悟だけ。
なぜ追われるのか? ルナの記憶に隠された真実とは?
そして、人類が信じてきた「平和」は、巨大な嘘の上に成り立っていたことを知る。
夜空に浮かぶ月は、希望の象徴ではなかった。人類を家畜化し、進化の可能性を抑制する巨大な精神干渉装置――その月の支配から人類を解放しようとする盗賊団『シルヴァームーン』。月のシステムを維持し、偽りの秩序を守ろうとする管理者『アルカナ』。
二つの組織の狭間で、ユウキとルナの命を懸けた逃走劇が始まる!
素人の知恵と機転だけで、プロの追跡者を振り切る手に汗握るチェイス。謎のペンダントが引き起こす奇跡。そして、世界の存亡を揺るがす浄化プログラム『デイブレイク』の発動――。
昨日までの敵が、今日の友になる。絶望的な状況で芽生える仲間との熱い絆。涙なくしては読めない、衝撃の自己犠牲。平凡な青年が、愛する少女との「当たり前の朝」を取り戻すためだけに、神にさえ牙を剥く!
息もつかせぬ展開と、壮大な世界観で描くノンストップSFアクション巨編、ついに開幕!
もし、あなたの信じる全てが嘘だったら? あなたは、何のために戦いますか?