あらすじ
傭兵として様々な戦場に身を置くセルセトはその戦いぶりから、悪鬼羅刹、戦闘狂、殺戮者と様々な呼び方をされ恐れられていた。
その日の戦場でも敵を蹴散らし、普段よりも多めの報酬に口角を上げながら酒場で一人酒を飲んでいると、いかにもな面をしたごろつきに話しかけられる。
普段は一蹴するセルセトだが、この日は機嫌がよく、話だけならと、酒を浴びるように飲みながら聞いていると気分が良くなって……気が付けば、足を踏み入れたことすらないような豪華な部屋で眠っていた!?
なにやら嫌な予感がするため、さっさと金を払ってここを出ようとしたセルセト。
だが、彼の前に小柄な少女が現れて……。
「私の師ともあろう人が二時間も遅刻とはどういうことですかっ!」
これはひょんなことから貴族令嬢の護衛兼指南役にされてしまった元傭兵による新たな戦いの物語。