あらすじ
――俺が入ったのは「負けヒロイン救済委員会」。
……なんて名前だけど、実態はただの相談窓口。
「振られた」「告白できなかった」「主人公に選ばれなかった」
そんな負けヒロインたちの愚痴や相談を聞くのが委員会の仕事らしい。
別に俺が好きで入ったわけじゃない。
ただ、クラス替えの時に委員会欄を埋め忘れて、適当に残ってた枠に丸つけただけだ。
だから最初は、
「はいはい、相談ね。聞くだけ聞きますよ」
くらいのつもりだった。
……なのに。
彼女たちの悩みを聞けば聞くほど、なぜか俺の周りで修羅場が発生し――
しまいには俺が“選ばれる側”になっていて、予想外の青春ラブコメ戦線に巻き込まれていく。
「いやいや、俺はただのモブですけど!?」
――これは、負けヒロインたちの第二の物語を紡ぐ、ちょっと危険で甘酸っぱい青春劇。