あらすじ
誰も寄り添わなかった氷の城で、彼女の心に咲いたのは――奪えぬ恋の色。
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41度の真夏日。焼けつく歩道でアイスが溶け落ちたその瞬間、“地球温暖化”は異世界へと転移した。
舞い降りたのは、二つの太陽が照らす氷の国。
そこに生きる病弱な王女は、はじめて花を見て、はじめて「ぬくもり」を知る。
ぬくもりは愛となり、心を変え、やがて国の秩序さえ揺らしていく。
氷の魔族の青年は奪えぬ恋を背負い、ただ彼女を守り続けた。
老神官は迷いながらも、彼女の気高さに希望を見た。
――そして後の歴史書には、こう記される。
『炎の神と氷の魔が王女を奪い合い、二つの愛が均衡を築いた』と。
これは、世界を変えた恋の物語。