あらすじ
受け 菊池和真 後天性オメガ
攻め 一之瀬匡 アルファ
オメガ狩りが流行り始めた。社会に隠れるように生活しているオメガを見つけ出すと報奨金を出す。と言う政府の新制度が施行されたからだ。それに便乗して、飲み会の席で発情剤を仕込み、オメガを発情させて炙り出すという手法である。
ベータとして生きてきた菊池和真は、そんなオメガ狩りにあい後天性オメガとなってしまう。
施設に収容された菊池は、一晩で人生が百八十度変わってしまった。オメガと認定されたため実家とは縁を切られ、天涯孤独となりオメガとして生きていくことになった。
しかし、施行されたばかりのオメガ保護法により、菊池はオメガに優しい企業に再就職して新しい人生を歩むことになる。
そんな菊池のオメガ性に気がついていた人物がいた。高校時代の同級生で、五大名家のひとつ、一之瀬家の一之瀬匡である。高校時代に起きた事故がきっかけて、一之瀬は菊池がオメガではないかと疑い、影を使って監視をしていた。その影は同級生の島野である。同じベータとして高校から大学、就職先まで共に過ごした島野。菊池の事を監視しながらも、オメガとして覚醒した後、安全に暮らせるように設備を整えるアルファの一之瀬。
全てが整った時、オメガとして覚醒した菊池は、執着アルファ一之瀬の手の中に滑り落ちていく。
運命の番であることを菊池は理解できないままに、一之瀬と共に暮らし始める。そして様々な事を擦り合わせながら、互いに理解を深めあい、本当の番になっていく。