あらすじ
学校帰り。ふと夕飯のことを考えていた神埼 結(かんざき・ゆう)は、突然制御を失った車に轢かれてしまう。
目を覚ますと、そこは病院でも自宅でもなく、見知らぬ部屋だった。彼女を覗き込んでいたのは、なんと小さな妖精。さらに部屋の中には「異能」と呼ばれる不思議な力を操る者たちの姿があった。
「さっきまで下校していたのに……ここはいったいどこ? 早く家に帰らないと……」
そう願う結に答えを返せる者は、誰一人いない。
元の世界へ戻る方法を探すため、異能者たちと出会い、時に対立し、時に助け合いながら歩み始める少女。
これは、異世界に迷い込んだ“迷子のアリス”が、自らの帰り道を探し続ける物語である。