あらすじ
かつて、人を愛しすぎた罪で、少女は「不死」という呪いを背負った。
彼女の名は瑠璃(るり)。
どれほど愛しても、必ずその相手は死に絶える――。
生涯を共にすると誓った恋人も、友情を誓った友も、彼女に触れた瞬間から運命の歯車は狂い、残酷な最期を迎えるのだ。
ある日、瑠璃の前に現れたのは黒衣の悪魔アゼル。
「お前が望む愛と美は、この手で永遠に歪めてやろう」
その囁きに導かれ、瑠璃は人を救うことも、報いることもできぬ宿命に足を踏み入れる――。
不死を抱えた少女が渇望するのは、ただ一度でいい。「自分のために泣いてくれる人」。
だが愛は嫉妬に変わり、友情は憎悪へと堕ち、そしてすべては死に染まる。