あらすじ
老舗旅館 桜佳苑(おうかえん)の若旦那・桜井利羽(さくらいとしは)はかつて、長年心を寄せていた弟のような青年に金銭援助を対価に肉体関係を強要していた。過ちを悔いた利羽はその後数年、恋愛を避け仕事に没頭するばかりの日々を続けていた。ある日、桜佳苑に長期滞在の客が訪れる。整った容姿を持ったその青年は、気鋭の若手小説家・柊結一朗(ひいらぎゆういちろう)だった。過去が足枷となって素直に愛を信じられない利羽だが、陽だまりのように心を寄せてくる柊の天真爛漫さに触れて少しずつ心を開いていく。
・年下攻め(25歳×37歳)12歳差
・「あたたかな桜に恋う」(https://estar.jp/novels/26190000)の当て馬・桜井利羽が幸せを掴むまでの話
↑の前編から6年後(=後編の1年前)の話です
スピンオフ作品ですが単体でも読めるはずです
・性描写のある章には*をつけます
・いったん全10話予定(続くかも)
【メインカプ】
■攻:柊 結一朗(ひいらぎ ゆういちろう)
小説家 25歳 182センチ
売れっ子若手小説家。原稿執筆と静養を兼ね温泉旅館「桜佳苑」に一ヶ月の滞在を決める。
人目を引く端正な容姿をしている。明るく社交的。
■受:桜井 利羽(さくらい としは)
温泉旅館主人(若旦那) 37歳 174センチ
長野の温泉旅館「桜佳苑」の四代目主人。弟のように共に育った青年・森島暖に長年恋をしていた。
暖を傷つけ失ったことへの償いから恋愛を避け、仕事に邁進している。
青白い肌に痩せ型の体、常に和服を粋に着こなしている。
【ちょっと出てくる人たち】※「あたたかな桜に恋う」のメインカプ
■桜井 靖羽(さくらい やすは)23歳
利羽の腹違いの弟。名古屋の医大6年生。
6年前に行方をくらました青年・森島暖を今でも探している。
■森島 暖(もりしま だん)31歳
桜佳苑で生まれ育った青年。利羽や靖羽との衝突、妹の死などの出来事を経て6年前に屋敷を出て消息を絶つ。