あらすじ
望月勇真と相原凜は、小さなころから家族ぐるみの付き合いをしてきた幼馴染。
勉強も運動も平凡で、ちょっとドジだけど真っ直ぐな勇真と、読書が好きな内向的で美しい凜。
小学四年の夏、川で溺れた凜を救った勇真は、彼女から星のペンダントを贈られ、それが二人の絆の証となる。
しかし、成長とともに二人の関係は少しずつ変わり始める。
中学・高校とすれ違いが増え、やがて凜は文武両道で爽やかな翔太と、勇真は明るく積極的な後輩・麗華と付き合い始める。
けれど、どんなに時間が経っても、どれだけ距離ができても、心の奥にいるのはいつもあの頃の“隣にいた”相手。
高校生活最後の試合でボロボロになりながらも戦った勇真に、凜は思わず駆け寄って抱きしめる。
誰よりもその努力を知っていたから。
大学生になっても、二人はお互いを忘れられず、それでも他人を思いやるあまり、決定的な一歩が踏み出せない。
それは、いつも隣にいた君と、これからも共に歩むための物語――。