あらすじ
ブラック企業で使い潰されて死んだ男・仲村晃生(なかむら てるお)30歳は、異世界で「冒険者パーティーの荷物持ち」として生き延びていた。
だが、彼は仲間から冷遇され、役立たずと罵られ、ついには置き去りにされてしまう。
血まみれで倒れる彼の耳に響くのは、不気味な鈴の音と、迫りくる魔獣の咆哮。
絶望の中で思い出すのは、かつて上司に吐き捨てられた言葉。
ーー「お前の代わりなんかいくらでもいる」
それでも、彼は決して死にたくはなかった。
社畜として培った「工夫」「根性」「しぶとさ」を武器に、ただの荷物と軽んじられた男は這い上がり、初めて自分の手で獲物を仕留める。
ーーやがて彼は知る。
荷物持ちこそ、誰よりもサバイバルに長けた存在なのだと。
※序盤はBL要素はありません。