あらすじ

異世界に放り込まれたのは、ただの米農家だった。 力も神通力もない。できるのは、稲を育てることだけ。 廃業を決意したその日に、米田稲夫は祈りを捧げた神社から異世界へ召喚されてしまう。 彼を待っていたのは、村を滅ぼされ逃げ延びた巫女ミズキと戦士長タケル。 二人が託してきたのは「神の糧」と呼ばれる最後の米の種籾だった。 「豊穣の神よ、どうか我らをお導きください!」 涙ながらに祈り伏すミズキ。 (ちょ、待て待て!俺は神様じゃなくて、ただの米農家だから!) 否定する間もなく、稲夫は“豊穣の神”として祭り上げられてしまう。 しかし一方で、タケルの瞳には鋭い疑念が宿っていた。 「もし神でないと分かったときは――俺が斬る」 (ちょ、待て待て待て!ただの農家に死刑宣告は重すぎるだろ!) 神でないとバレたら即処刑。 こうして稲夫の、命をかけた――いや、首をかけた米づくりが始まった。

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小説を読もう2025/09/08
  • 現在の作品米農家、異世界で豊穣神になる