あらすじ
『物語』シリーズ
🔵こくら物語 Ⅰ (物語シリーズ③)新装版、https://bit.ly/4i8mdqw 完結済み
🔵こくら物語 Ⅱ (物語シリーズ③)新装版、https://bit.ly/4j1tI3R 完結済み
⚪️こくら物語 Ⅲ(物語シリーズ③)新装版
🔴北千住物語 Ⅲ 紗栄子編、Ⅳ 憑神編(物語シリーズ①)、https://bit.ly/3YXPXjx
私は種子島空港から直美に電話した。
「もしもし。直美?明彦だけど」
「明彦!今、どこなの?」
「今、種子島空港にいる。これからそっちに移動する。鹿児島中央駅から17:54発みずほ610号で、小倉駅19:30だ」
「む、迎えに行く!ミキちゃんももちろん連れていきます!」
「あ、それで泊まる所なんだが・・・」
「せ、狭いけど私のマンション、ダメ?ダメ?三人水入らずよ!」
「ああ、そうしよう」
「新幹線の席は?」
「ええっと、6号車の15Bを会社が予約してくれた」
「入場券を買ってホームまでお迎えに参ります!」
直美とミキちゃんがホームで待っていた。二人に抱きつかれた。
タクシーで直美のマンションまで行く。二人とも狭いのに後部席で私を真ん中にはさんでベタベタ触られた。どうしたんだ?三週間いない間にたまっちゃったんだろうか?
直美のマンションに着いて、酒とか出された。自分の家に帰ってきたような気がした。それで、私のいない間に二人に何があったのか聞こうとしたら、直美が私の名刺を取り出して見せて、
「明彦、まずね、ミキちゃんとず~~っと不思議に思っていたんだけど、明彦がなぜ、国連機関のUNDPでJAXAの職員なのかって、お聞きしたいのよ。私たちの出資家でパートナーでしょ?わからないことがないようにしたいのよ」
「もっともな話だ。前はバタバタしていて、大阪では説明しなかったね。それは長くなるけど・・・」