あらすじ

数千年前、人類は火星を第二の地球とするために、テラフォーミング計画を実行した。 それは端的に言うと、二酸化炭素などの温室効果ガスで大気を厚くし、大気を作り水を供給することで火星を人類が生きられる星にするという計画であった。しかし、その計画の中心として秘密裏に動いていた「日高国」は、他国の侵略を受け滅んでしまった。書物は全て廃棄され、計画自体がなかったものとして年月は過ぎ去っていった。だが、「日高国」の天皇一族にはその伝承が伝わっていたのである。 それから数千年、地球は核兵器が乱発し多くの死者が出ている第五次世界大戦が勃発した。多くの国は疑心暗鬼から核兵器を我先にと他国に打ち込む、人類史上最悪の大戦であった。これにより地球上から国という国がなくなり、地球は汚染され、大気も汚染されていった。酸素が地球上から抜けていく現象が始まり、人間が全滅するのもあと一年以内という状況であったが、有能な人間はほとんど死滅しており、新たな策を出せるような技術力も残されていなかった。 そんな中、ある人物が火星移住計画をぶち上げた。「日高国」の天皇一族の生き残りである。ありがたいことに宇宙船は数機だけ残っており、出発する燃料も残されていた。だが、テラフォーミング計画が実行されたのが数千年前であり、「日高国」が滅びて以来、誰もテラフォーミング計画をウォッチしていなかった。つまり、火星の状況や生態系も分からない状態である。それでも他に策はないため、苦肉の策で有志を募り100人の精鋭隊で火星に行くことになった。火星までの時間は片道で約2ヶ月。行って、内部調査をして安全を確保し、連絡を受けたら全員で移住するという計画である。酸素がなくなり人類が滅亡するまでギリギリのタイミングであった。 こうして100人の精鋭隊は火星を目指すこととなった。

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小説を読もう2025/09/08
  • 現在の作品テラフォーミング 〜全人類移住計画〜