あらすじ

高校で新しく出来た友だち、夜見さん。私はなんとなく、彼女のことを目で追ってしまう。  その理由ははっきりしている。去年の夏、私が振った、私の初恋相手に彼女が似ているからだ。  夜見さんに彼女の面影を探しては自己嫌悪して、それでもやっぱり、夜見さんと彼女は違うんだって当たり前のことに気づくたびに罪悪感が胸を衝く。このままでいいのか分からない、でも。  私は夜見さんと一緒にいることを選んだのだ。  朝日奈さんは知らない。あたしは、朝日奈さんを知っていた、ということを。  出会いは小学校のころ。その時は年上のお姉さんだと思ってたけど。中学生になって、同級生だと知って。それでも接点はなくて。  だから、あたしはこの偶然を逃したくなかった。あたしの初恋を。  朝日奈さんに隠し事をしているような気分になって、でも朝日奈さんとまずは友だちになれた幸せに、今は素直になりたい。  なのに、どうしてあたしはあんなことを言ったんだろう。 「あたしと、一か月の『恋人契約』を結んで欲しいの」 ※この作品は「カクヨム」様にて2月~6月にかけて連載していたものを、「エブリスタ」様に掲載したものです。 現在第一部完結済み、第二部は未定です※

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エブリスタ2025/09/08
  • 現在の作品あと一歩こっちに寄って、私をあいして―彼女と私の恋人契約