あらすじ
ホラー特集に取り上げられた作品です。
竹書房「最恐小説大賞」で優秀作品に選出されました!皆様ありがとうございます!
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行方不明となった双子の兄を探して、女子大生の蓬(よもぎ)は山間の町・七躯町(しちくちょう)を訪れる。民宿で「死にに来たんでしょ」という不吉な言葉をかけられた蓬は、その夜、森で死体を繋ぎ合わせたような化物と遭遇する。
彼女を助けた八夜(やつや)という男によると、七躯町の森は眠るように死ねる上に「なぜか」死体が消えてしまうため、隠れた自殺の名所となっているのだという。
そして死体は町の旧家の末裔たちによってバラバラにされ、繋ぎ合わされて化物とされる。
八夜は告げる。
「この腕は、あんたのお兄さんのものだ」
蓬の兄はとうに死んでおり、末裔のうちのひとりでもある八夜はかつて失った自らの腕の代わりに、蓬の兄の腕を身体に繋ぎ合わせていた。
化け物を生み出す町に兄の死体を奪われた蓬と、他人の腕を奪い自らが化け物となった八夜は、奇妙な共闘をはじめることとなる。