あらすじ

彼女の消えた三月、僕の胸には甘いパンの味だけが残された。 あれから一年、僕は、もういない彼女の面影を追いかけて、過去に囚われていた。ポケットに忍ばせた紙袋、動画に残る声、そして制服の第二ボタン。どれもが僕を過去に縛りつける鎖だった。 そして卒業式の日、僕は思いがけない形で彼女と再会する。 これは、甘さの亡骸を抱きしめてきた僕が、本当の「さよなら」を見つけるまでの、一年間の物語。

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カクヨム
カクヨム2025/09/07
  • 現在の作品ボタンのない制服と、半分のミルクパン