あらすじ
※連載版始めました※
辺境にあるのは、誰も寄りつかない小さな食堂。
看板にはこう書かれている。
「魔物歓迎。倒される前の晩餐、承ります。」
スライムはゼリーを眺めてぷるぷると揺れ
オークは「血の匂いは、もういらん」と涙し、
ドラゴンは「人間の料理を食べたい」と願う。
魔物たちが求めるのは、ただ一皿の“人間らしい食卓”。
敵だと思っていた魔物の小さな願いに触れ、俺は料理人として彼らを見送ることを決めた――。
元冒険者の店主は、今日も火を焚き、彼らを迎える。
少しの笑いと切なさを添える、“魔物たちの最期の晩餐”ファンタジー。