あらすじ

故郷の集落がダムの建設で沈んだのは景子が幼い頃だった。大の仲良しだった幼なじみ礼二と過ごした最後の夏、景子は願い事が叶うという五つ葉のクローバーを探した。ずっと一緒に居たい――そんな純粋すぎる想いを叶えたくて。 しかし夕立降る山中で礼二が濁流に流された時、景子は願ってしまった。母に聞いた童話の神様に、願い事はそれ相応のものと交換だという条件を飲んで――それは二人にとって大き過ぎた代償だった。 高校三年になった景子と礼二は互いが幼なじみであることを知らない。それどころか学年中が知る不仲コンビだ。 とある日、礼二の前に彼に恋心を隠した同級生小柳杏里が現れる。彼女は幼き日、銀色の花を咲かせた忘れな草を摘んでいた。その色の花を咲かせた忘れな草には花言葉がある――永遠に叶わぬ恋の為に散る。 杏里が自身に降りかかる宿命と戦う時、悲劇の物語は幕を開ける。 誰かの夢のために立ち上がった時、見えてくる真の夢と心の成長を描いた恋愛・青春小説です。

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エブリスタ
エブリスタ2020/08/10
  • 現在の作品五つ葉のクローバーと銀色の花を咲かせた忘れな草