あらすじ
大学で宇宙工学を教える父親の一人息子の鉄羅(テラ)は、変わった名前だがラテン語で地球という意味がある自分の名前と父親が好きだった。
デトロイトに単身赴任中だった父親は、鉄羅が小学5年生の冬に突然帰国する。
家に戻った父親は大きなフランス人形を抱えており、鉄羅は最初は自分へのお土産かと思ったが金髪の子供だった。
子供は「ルナ」と名乗りラテン語で月の意味がある彼女に親しみを覚えるが、その夜、彼女は父親がアメリカ人との間にできた子供である事が発覚する。
両親が喧嘩する中、いつの間にかルナは家から姿を消す。鉄羅は懸命に捜索し、砂浜で月の明かりに照らされ輝かしく光る彼女を見つけるのであった。
ルナは日本で一緒に生活することになり、父親は名曲の「Fly me to the moon」に合わせ月詠(ルナ)と漢字を決める。一方で母親は父親の不貞が許せず家を出て行ってしまう。
鉄羅は母親の喪失感を月詠へ愛情を注ぐ事で忘れようとするが、彼女は成長していきやがてボーイフレンドができる。
鉄羅の言葉にできない腹違いの妹への愛。地球と月のように一生交わる事はできないのか?