あらすじ

「私を! 大図書館に! 入れてください!!」 「無理だっつってんだろ! あんただいぶしつこいな!?」 ……始まりは最悪だった。少なくとも、一方にとっては。 オロール王国随一の学び舎・グリムアル魔法学校の敷地内には、奇妙な図書館が建っている。言い伝えによれば、そこには魔族を封じた書物が収蔵されていて、書物を見張る魔法使いが暮らしているという。 その魔法使い――当代の『大図書館の番人』を務めるメルクリオは、学校で起きている魔法暴発事件を調査するため、一年生として潜入することに。 あるとき、メルクリオは大図書館に入りたがっている同級生・エステルに正体を知られ、「大図書館に入れてくれ」と頼み込まれる。彼女と散々揉めたメルクリオだったが、徐々にその才能と人柄に惹かれていき、ある出来事をきっかけに彼女を番人の助手とした。 そして、学校内の事件とエステルの目的を追ううちに、二人はグリムアル大図書館の歴史の闇に直面することとなる。 『大図書館の番人』と呼ばれる魔法使いとその相棒、そして罪人を父に持つ少女が、小さく歪な世界を変えていく――青春と魔法のファンタジー長編。 ※「カクヨム」でも公開しています。

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小説を読もう2024/05/01
  • 現在の作品大図書館の番人