あらすじ

「フローレンスさん……でしたか。貴方は、私の婚約者であるポール様へ、真の愛を感じているのですか?」 「は、はい。リスノワール様には、大変申し訳なく思いますが……彼を一生支えていきたいという気持ちに、今も変わりはありません。」 「……そうですか」 大したものだ。普通ならば好いた男に婚約者がいたと分かれば幻滅し、頬を引っ叩きそうなものだが。これも恋心がもたらす強さなのだろうか?あるいは私とは違う色の血が流れているのか。 「わかりました」 「分かってくれたか」 私の一言で何か誤解したのか、向かいの二人はホッとした様子だった。だがその緩んだ顔は、次の一言によってすぐに冷え固まった。 「しかし婚約破棄には同意しません」

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小説を読もう2025/09/08
  • 現在の作品復讐させて頂くためにも、婚約破棄には応じません。