あらすじ
「とっととくたばれよ、このドブネズミが」
ジルダ・スメラルド、ピエトラ王国出身、19歳。
結婚間近だった私は、ある日何者かから、体内の魔力が一定量よりも少なくなるとネズミの姿になってしまう、という呪いをかけられてしまう。
悲嘆に暮れる私に、さらに追い打ちをかけるように事件は起こる。それはネズミの姿のまま誘拐され、隣国カーラー王国との国境に捨てられるというものであった。
婚約破棄からの強制国外追放、という展開である。
体力も魔力も尽きかけ、瀕死の状態で道端に転がっていた私を拾ってくれたのは、カーラー王国の王宮魔法師だった。彼は私を“助手”として自らの研究室に置くことに。
「天才魔法師」を自称し、自由気まま、不遜でいい加減な魔法師に振り回されているうちに、少しずつ、自分の身に起こったことが明らかになってきて──
★「浮気した婚約者を認識できなくなったら、快適な毎日になりました」のスピンオフですが、単品でもお読みいただけます。前作もあわせて読んでいただけたら、めちゃくちゃ嬉しいです!