あらすじ

明治の終わり、函館から運ばれた小さな地蔵とともに、若い夫婦は嵐を越えて浦河へ辿り着く。東栄の道端に地蔵を安置し、潮見の港で新たな暮らしを始めた夫婦は、静かに土地へ根を下ろした。百年後、通学バスの窓からいつもその祠の風景をぼんやり見つめる高校生・縁里は、ルピナスの丘で一人の女性・汐里と出会う。彼女の願いに触れた縁里は、思わず“風に乗る祈り”を語ってしまう――海と風の町で、ご縁が小さな波紋を広げていく物語。

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小説を読もう2025/09/07
  • 現在の作品〜 ルピナスの蒼風に 〜