あらすじ
※これは全く別の世界。或いはフィクションです。
直接的性的描写はありませんが、大変不快な小説ですので全てのセルフレイティングをかけています。
ある所、成協若葉村の鹿野家で起きた事件。
村の子供は十歳になると、親に愛情を教えられる儀式を受ける。
そして、主人公鹿野恵流(かのめぐる)は、姉鹿野愛莉(かのあいり)が父に愛情を教えられている姿を見せられた。
姉は妹を守るためにあえて身を犠牲にして、父に奉仕していたのだ。
ところがその犠牲も空しく、儀式ははこの村にとって普通のことだと聞いていて、姉の犠牲を見た恵流も、儀式に怯えることも気にすることはなかった。
主人公にとって不快なことはなく、例えば暴力を避ける方法として。
純粋に愛情を教えられているつもりで、恵流は、成長しきり父の趣向から外れた姉の代わりとして奉仕するようになった。
しかし、姉はそのことをとても不快の思っていた。姉は、既に中毒となっていたのだ。
そうして嫉妬の頂点に達した姉は、カッターを持って……。
『異形セカイ的奇行奇書シリーズ』二作目。
一作目の純文学的表現よりも、単調な表現技法で苦痛を感じるゲテモノ風味を足した。
一作目を『美味なゲテモノ』とするならば、
二作目は『微妙なゲテモノ』である。