あらすじ
ベルンハルト王国の下町で、遠縁の親戚とともに質素な生活を送る少年アルフォンス。彼の正体は、日本にて会社員生活を送っていた男が転生した姿である。
慌ただしい前世を断ち切るため、元いた世界の知識を活かした、気ままなのんびり生活を送ろうと決意した彼だったが、自身が国王の庶子であることを知らされると、その立場は一変。
やがて第七王子として迎えられたアルフォンスを待っていたのは、暗愚な義兄のやらかしで生じる戦争に、次期王座を巡って繰り広げられる権謀術数などなど、厄介ごとばかり。
「次の王様がどうなろうと、知ったことではないんだけどなあ」
そう! アルフォンスの願いはただひとつ。平和にだらだら過ごせる日々を確立させることだけなのだ!
……しかしながら、現実は厳しい。願えば願うほど、行動を起こせば起こすほどに、アルフォンスの平穏な未来は遠ざかっていく。
これはのんびり生活を叶えたいはずが、なぜか英雄に上り詰めていた少年(中身はおじさん)の物語。