あらすじ
俺の名前はカイル。ある日、長年尽くしてきた冒険者パーティから「お前、もういらない」と追放された。理由?「なんか地味だし、空気だし、いてもいなくても変わらないから」だとさ。
……よし、ざまぁしてやろう。
俺を切り捨てたことを、血の涙を流して後悔させてやる! そう心に誓い、俺はソロ冒険者として再出発。伝説の武器を探し、修行に励み、スキル鑑定にも通い詰めた。
結果――
「スキル、特にありませんね」
……ないんかい!!
それでも俺は諦めない。地味な依頼をこなし、地味に経験値を稼ぎ、地味に筋肉痛になりながら、地味に成長していく。目指すは、地味に最強。そして、元パーティの前に颯爽と現れてこう言うのだ。
「お前ら、今さら戻ってきてほしいとか言うなよ?」
……言われる予定はないけどな!!
これは、間抜けで馬鹿で無能で愚図で卑劣で狂った男が、スキルも才能もない中でざまぁを目指す冒険譚である。