あらすじ
2045年、高齢者向けVR療養施設「サイバーフォレスト」で暮らす祖母を訪ねた17歳のアカネ。赤いパーカーを着た彼女は、母から託されたワクチンプログラムを届けに向かうが、祖母は記憶データを捕食するウイルス「ウルフ」に乗っ取られていた。
ウルフの正体は、永遠に生きたいと願った病弱な少年の歪んだ意識だった。アカネは自らウルフの内部に飛び込み、祖母を救出。孤独だった少年の心に寄り添い、消去ではなく共生の道を選ぶ。
少年は「ループ」として生まれ変わり、サイバーフォレストの案内役に。現実とVR世界を自由に行き来し、共存する新しい時代が始まる。