あらすじ

エイワン・コミュニケーションズ事件 ~株券と裏切りの135億円~

煌めく言葉に 未来を託した
「必ず儲かる」 その甘い響きに
老後の不安を 若き夢を
一枚の株券とともに 差し出した

信じることは 希望だった
預けた額は 生活の糧
それが虚構に 溶けていく
光は偽り 影だけが残る

十二月の冷たい朝
逮捕の報せが テレビを覆う
画面に映る男たちの顔
そこに誠実はなく
ただ欲の色だけが濃かった

2800の声が 冬空に消える
「返してほしい」
「なぜだ」
答えはどこにもなく
時だけが過ぎていく

正義の天秤は 傾き
判決文は 静かに読み上げられた
だが戻らぬものがある
――信じる心と 奪われた時間

曇り空の下で
小さく笑ったひとりの被害者
「少しだけでも 取り戻せた」
その言葉に
凍える世界の 微かな救いが灯る

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アルファポリス
アルファポリス2025/09/06
  • 現在の作品エイワン・コミュニケーションズ事件 ~株券と裏切りの135億円~