あらすじ

長年、銀河系内の惑星探索を続けてきた宇宙局は、ある惑星に目を留めた。 星番号T-36757。探査衛星が送ってきた惑星全体の画像。雲の切れ間から、かすかに青い部分が覗いていた。 あれは海ではないか――そう分析した宇宙局は記者会見を開き、世界に向けてその発見を大々的に発表した。 反応は上々。地球の環境悪化が進み、地球外移住が現実味を帯び始めたこの時代にあって、『第二の地球』の可能性は人々の胸を大いに高鳴らせた。報道はしばらくこのニュースで埋め尽くされ、世論の熱は日に日に高まっていった。 宇宙局は勢いに後押しされ、次の一手として、より高性能な探査衛星をT-36757へ送り込んだ。その結果、さらに高精細な表面画像の取得に成功した。 ……が、その画像を見た科学者たちは、皆一様に顔をしかめた。

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小説を読もう2025/09/06
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