あらすじ
挫折を抱えた元天才ピアニストと、彼の音に心奪われた一途な後輩。
高校の音楽室で、長谷川翠は誰にも評価されない“最後の演奏”を弾いていた。それは、いつしか愛を失ったピアノとの決別の曲。しかし、その音色に導かれるように現れたのは、学校の噂の的、一年生の英章人だった。
「先輩、楽しそうだったのに」
英の純粋な言葉と、「一目惚れした」という予期せぬ告白は、翠の閉ざされた心に静かに響く。コンクールでの挫折、自分自身への失望──誰にも言えなかった苦しみを、翠は初めて彼に打ち明ける。
これは、二人の少年が織りなす、再起と初恋の物語。君の音は、僕だけが知っている。
青春BLカップ投稿作品です
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