あらすじ
あたし、翠子(みどりこ)。
友だちのカワセミのすいちゃんとおしゃべりしていたら、
みんなに「独り言王女(ひめ)」って言われるようになっちゃったんだ。
みんなにはすいちゃんの言葉はわからないみたい。
お父さまは偉大な王で、お母さまもすごい方。
この世界には文字の力で、様々なことが出来るの。
「灯」と書けば、灯りがともるような。
お父さまもお母さまも力が強いから、病気を治せたり、天候を操れたりするの。
でも、あたしには文字の力がなかったの。
そんなあたしと結婚したいという人が現れたの!
分かってるわ。契約結婚だって!!
だって、あたし、知ってるもの……!
「天翔る美しの国」シリーズの番外編です。
「天翔る美しの国」は「あまがけるうるわしのくに」と読みます。
「天翔る美しの国【壱の巻】――年下だけど年上の君を守りたくて」
https://kakuyomu.jp/works/16817330662731476388
「天翔る美しの国【零の巻】――あなたしか、見えない」
https://kakuyomu.jp/works/16817330666113498321
前作とは違い、ラブコメのつもりで書きました。
明るく楽しい二人のすれ違いをお楽しみください♪
***ネタバレ注意のあらすじ***
翠子(みどりこ)は翡足(ひたり)の結婚の申し込みを受け入れ、結婚する。
お家再興と禁断の恋をカモフラージュするための、契約結婚だと思っていて、
翡足の禁断の愛を応援しようと思っている。
しかし、翡足は翠子が好きで結婚したのであって、全ては翠子の思い込みに過ぎなかった。
すれ違う二人の思いに、翡足のことを密かに思う常島(とこしま)(側近の男性)の気持ちが絡まり、
なかなか翡足の思いは翠子には通じない。
とはいえ、二人の心の距離は少しずつ近づいていた。
そんな中、翡足の兄の重足に謀反の疑いがかけられ、翡足は翠子と引き離されてしまう。
翠子の中にさみしさが芽生え、動物や虫たちの言葉が分かる特殊能力を使い、
翡足の無実を証明する。
翠子の父親清白王、母親宮子の後押しもあり、二人の気持ちはようやく通じ合う。
小さい頃出会っていて、そのときから惹かれ合っていたことも分かる。
本物の夫婦となり、ハッピーエンドとなる。
(この小説は、すべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。)